富山県・入善町・十三寺

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富山県・入善町・十三寺
【 概 要 】−十三寺は奈良時代の聖武天皇の御代に高僧として知られた行基により創建された古寺とされます。その後の詳細は判りませんが、戦国時代は行基が彫刻した3躯の仏像は舟見城の城主である飛騨守五郎左近尉が奉斎していたそうです。しかし、弘治年間(1555〜1578年)に春日山城(新潟県上越市)の城主である上杉謙信が舟見城を攻め飛騨守五郎左近尉は落城を覚悟すると黒部川の断崖から飛び降り自害した為、3躯の仏像も行方不明となりました。その後、明日山の清智和尚の霊夢に本尊が出現し3躯の場所を告げた事から、清智和尚は仏意と悟り御告げに従い3躯の仏像を探し出し中尾山に草庵を設けて奉斎しました。さらに、時代が下がった宝暦11年(1761)に現在地に境内を移しています。十三寺の山門は入母屋、銅板葺、三間一戸、八脚単層門、左右に朱塗りの仁王像が安置され天井には観音菩薩の絵画が描かれています。十三寺の本尊である木造千手観世音菩薩立像、聖観世音菩薩立像、馬頭観世音菩薩立像は富山県指定文化財に指定されています。
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