富山県・南砺市・安居寺

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【 概 要 】−安居寺の創建は養老2年(718)善無畏三蔵(インドの高僧)がインドから持ってきた観音像を安置して一庵を設けたのが始まりと伝えられています。聖武天皇の時代勅命を受けた行基が大伽藍を造営し天皇の勅願所となり、平安時代後期には花山法王がこの地を訪れ参籠を行っています。安居寺は天皇の勅願所として寺運も隆盛しましたが平安時代末期に木曽義仲の兵火により消失し衰退、室町時代に入り8代将軍足利義政が再興、元亀・天正年間(1570〜92)に再び兵火を受け多くの堂宇、寺宝、記録などが消失し衰退しました。江戸時代に入ると加賀藩主前田家の祈願所となり寺領の寄進や堂宇の造営が行われ寺運も再び隆盛しましす。安居寺の寺宝は多く本尊の木造聖観音立像が国指定重要文化財に指定されている他、前立像の木造聖観世音菩薩立像(33年毎に御開帳される秘仏)や安居寺観音堂(加賀藩重臣岡島備中守の婦人月清大姉の寄進)、絵馬(加賀藩3代藩主前田利常寄進・7間4方の単層入母屋造り)などが富山県指定重要文化財、 安居寺仁王門(2間1戸・入母屋・桟瓦葺・楼門)や仁王立像、鰐口などが南砺市指定有形文化財に指定されています。
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安居寺(南砺市):周辺の見所

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