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【 概 要 】−来迎寺は飛鳥時代の大宝元年(701)に立山説法ケ原に開山した寺院です。当初は円福寺と号し、住職は代々立山権現の別当職を務めていました。立山権現は立山の山岳信仰と修験道が融合した神仏習合の神で、阿弥陀如来を本地仏としました。伝承によると大宝元年(701)に佐伯有頼(慈興)が立山で鷹狩りをしている際、阿弥陀如来の化身である熊と出会い、その熊から御告げを受けて立山を開山したと伝えられています。平安時代後期の久寿2年(1155)に婦負郡荻の島に境内を移し、鎌倉時代初期に光明房林海上人が浄土宗を開いた法然上人に篤く帰依した事で真言宗だった円福寺を浄土宗光明山摂取院来迎寺に改め、北陸地方での最初の念佛道場として整備しています。室町時代の文亀2年(1502)に富山町桑原(古寺町)、慶長14年(1609)に高岡木町、慶長19年(1614)に富山町桑原(古寺町)、万治5年(1659)に現在地(富山市梅沢町)に移っています。特に来迎寺が所有している江戸時代に作成された来迎寺本「立山曼茶羅絵図」は立山信仰の資料として貴重なものとされます。 |
来迎寺(富山市):周辺の見所 |
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