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【 概 要 】−乗永寺は700年以上の歴史ある寺院で、戦国時代には越中一向一揆の一翼を担った為、領主である石黒左近は住職である慶善が石山本願寺に赴いた隙に乗永寺を焼き討ちにしています(天正4年:1576年に織田信長が石山本願寺との対立から石山合戦に及び、本願寺法主の顕如は全国の浄土真宗の僧侶や信者に参戦や協力を呼びかけ、慶善もこれに応じたと思われます)。現在地に境内を移したのは宝暦8年(1758)の事で翌年には城端別院善徳寺から鐘楼堂(小矢部市指定文化財)が移築されています。城端別院善徳寺も真宗大谷派の名刹で越中一向一揆では大きな役割を果たした為、移築された鐘楼堂の蟇股の彫刻の中には一向一揆の際に使われた旗印である「鶴丸紋」が残され往時の名残が感じられます。境内には鎌倉時代から室町時代に造られた砂岩製の2基五輪塔(小矢部市指定文化財)が建立されていますが、この五輪塔は元々は乗永寺の所有ではありませんでしたが、近くで砂を採取している途中で偶然発見され、供養する為に乗永寺の境内に遷されました。 |
乗永寺(小矢部市):周辺の見所 |
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